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資産運用は海外のほうが有利?その理由とは②

前回の記事で紹介したように、資産運用において、国によっては海外で行う方が有利だということが分かりました。これは各国によって税制面が異なるためでしたね。それぞれの国の税制面を見たうえで、資産運用を行う国を選択するのも、利益を上げる方法です。実は、資産運用が海外の方が有利な理由は、もう一つあるんです。今回はそのもう一つの理由について見ていきたいと思います。

日本人と外国人の給与の違い


 
日本人と外国人は給与の体制が異なります。一般的に、日本人の給与は勤続年数に応じて増えていきます。対して海外(この場合はアメリカ)の給与は、その人の能力に応じて給与が変化します。
 
・日本人の給与体制
日本では長く働くと給与が上がる、と言われています。一つの会社に長く所属をしていると、必然的に役職が付き、その役職に応じた給与が支払われます。職種や職務ではなく、「人に値段を付ける、仕事を付ける」ということです。年功序列で給与が支払われるシステムということですね。
 
・海外(アメリカ)の給与体制
アメリカでは、日本とは違って「仕事に値段を付ける、人を付ける」という考え方です。その人のスキルで給与が決まるので、勤続年数が長い人より、短い人が多く給与を受け取るということも起こり得ます。

日本と海外で仕事における力の違い


 
勤続年数である程度の給与が支払われる日本では、一つの企業で職員を他セクションへ異動させる場合に、給与を保証したまま配置の変更が可能です。しかしその半面、能力の高さでは給与は支払われないため、若い社員に実力があっても、年配社員の方が給与が多いということが発生します。
 
日本とは逆に、仕事の内容や役割、困難度によって給与が決まるアメリカでは、いくら勤続年数が長くても、やっている内容が同じであれば給与も同じということになります。スキルに合った給与相場で転職ができる可能性が高まるため、人材の流動性を促す効果もあります。
 
勤続年数で給与が決まる日本で大切なのは‟営業力”です。そして、海外では‟お金を増やすこと”が大切になります。給与体制の違いで、労働者の働き方も変わってくるのがよく分かるでしょう。

お金を増やす力がある外国人


 
このように、給与体制の違いで労働者の力も変わってきます。そして、お金を増やす力も国によって変わります。
日本と海外を比べた場合、お金を増やすことに長けているのは海外です。このことを考えると、資産運用を行うとしたら、お金が増えるのは海外だということが想像できます。
 
どうせ資産運用を行うのであれば、お金が増えて利益が出るほうがいいですよね。どんな国で、どのような資産運用を行うかということも、資産運用で利益を上げていく大切な方法なのです。