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資産形成の基本「投資」とは

将来のために行う資産形成。ギャンブルのような一攫千金とは違い、長期でコツコツと自分のお金を増やしていく方法です。日本でも海外にならって「投資」の重要性を言われるようになって随分と経ちました。「投資」という言葉をよく耳にすると思いますが、具体的に何をしたらいいのかわからない人もまだまだ多いのではないでしょうか。今回はその「投資」について、初心者でもわかりやすく簡潔に説明をしていきたいと思います。
 

そもそも投資って何?その必要性とは


 
「投資」とは、文字通り「資本」を「投下」することです。目の前でお金を投じることで、将来それ以上の利益になって返ってくることを期待する行為のことです。お金を出して資産などを買うことが基本になり、その資産が定期的に収益を生み出してくれたり、価値が高くなって高い値段で売れたりすると利益(儲け)が出ます。これが「投資」です。
 
人生100年時代と言われ、平均寿命が伸びている近年、年金だけでは将来余裕のある暮らしができるのかという不安がありますね。また、年金問題でいったいどれくらいの年金がもらえるのかという不透明な部分もあります。
 
それなら計画的にお金を貯めていけばいいのでは?と考えるでしょう。しかし、今この時代に定期預金をしても金利はわずか0.01%。お金が倍になるのは、なんと7200年後なんです。そこで、投資を上手く利用して利益を出し、自分の将来の資産が増やしていくという資産形成が欠かせなくなってくるのです。
 

投資と貯蓄の違いって何?


 
投資と貯蓄はどう違うのでしょうか?
 

■貯蓄とは・・・

銀行の口座などにお金を預けることです。利率が高い場合は利益も期待できますが、基本的は“貯める”ことが重点に置かれます。資金を減らすことなく確実に預けた金額のみを増やしていくことです。お金を運用することよりも、安全に保管することが重視されています。
 

■投資とは・・・

積極的に利益を上げにいくことです。投じた資金以上の金額になって返ってくることを期待します。つまり、お金を“増やすこと”に重点が置かれています。
もちろんこの場合は、元本よりも減ってしまうというリスクも生じます。そのため、貯蓄に比べると知識を深めたり、投資を理解することの勉強も必要です。また、売り買いのタイミングも重要になってきます。
 

投資の本質について


 
「投資」は主にお金に関係することであり、損・得というイメージがあるかと思います。しかし、これら投資の定義に共通する、投資の本質とは『将来のために行動を起こすこと』なのです。逆に、目先の利益しか考えていない行動を「投機」、すなわちギャンブルと言います。短期的な値動きから判断して売買を行い、利益を得ようとすることで、マネーゲームの一種とも言えます。
 
もし、投資に対してマイナスなイメージを持っているのであれば、投機やギャンブルと混合し、儲かるのは一部の人だと勘違いしているのではないでしょうか?株式投資やFXなど、1日のうちに何度も売買をするデイトレードという手法では、一瞬で資産の大半を失ったということもありますが、これば投機であり、投資ではありません。
 
投資対象の長期的な成長や利益を見込んで出資をして、初めて投機と言えるのです。
 

投資は無理なく始めましょう


 
投資を長く続けるためには、“無理なく始めて、無理なく運用する”必要があります。個人でいきなり億単位の資金を投資できる人は稀だと思います。月に数十万円、数万円と、最初から無理せず始めることです。まずは身の丈に合った金額から初めましょう。
 
また、大きな利益を出そうとリスクの大きな金融商品に資金を投じるのも良くありません。利益率が高いものは、大抵リスクも大きいものです。リーマンショックも、利益率が高くリスクも大きな債権に多くの人たちが手を出したために起きたのです。
 
投資は将来の自分のための行為です。長期で行うものなので、自分のできる金額で、リスクの少ないものを選択するのをオススメします。